生産した野菜、自家製ビールを提供する場を東京に作りたい

西東京市/西武柳沢駅|ヤギサワバル


エリア
西東京市/西武柳沢駅
業種・業態
クラフトビールの店
営業開始年
2016年から
キーワード

掲載日:2018/11/13

ヤギサワバルの足跡

 1階がラーメン屋の建物の2階部分に住みながら東京と茨城の2拠点生活を始めていたのが、ヤギサワバルという名のビール屋の始まりである。のちに1階が空きテナントとなり、店を始めることを検討し、大家さんに連絡をした。自分が茨城で農業を手伝っていて、そこで収穫される野菜やビールを提供する店を作りたいと思っているという話をしたら、大家さんが「是非、応援します」と言ってくれた。
 地元の方の声もお聞きしたかったので、商店街にある駄菓子屋ヤギサワベースの店主に「店をやってみようと思うのですが、どう思いますか?」と声をかけると、「手伝うよ」と言ってくれた。
 最初は「どうかな?」と相談する内容のつもりだったが、何か、やってみようと思うことを、声に出せば、物事は転がり始めるのだと知った。そこから多くの人の手助けをもらいながら、100日をかけた、自分たちの店作りが始まる。店舗の内装工事は多くの作業を要した。大家さんに相談しながらではあるが、工事に関してはNG事項がなく、好きに改装をさせてもらえ、材木と戯れる日々を送る。

気が置けない仲間たちと、不要になった木材などを活用して内装を手掛ける。自分たちの想像を越えて良いものに仕上がっていく新たな空間に、みんなの笑顔は絶えない。

 開業資金はあまりない。お金がないことにも唯一いいことがあって、それは工夫をしようとすることだと思っている。やりたいことをどうしたらできるか、考える必要があり、人の手も借りる必要がある。ビール居酒屋を作るにあたっても、自分たちで手を動かすしかない。資材についても、茨城の建築屋さんの廃材、日本酒酒蔵に眠る100年ものの古材、家電も不要になった冷蔵庫、空調、ヤフーオークションで購入した4,000円の業務用冷蔵庫等々、いかに譲ってもらうか、不要になったものを手にいれるか、模索をする。こんなことをしたい、こんなものに困っている、と声を出すと、自然と情報とモノが集まってくる。ビールが繋いでくれた縁で、多くの人と出会うことが出来た。


 試行錯誤しながら作るので、店を作り始めてもすぐには完成まで辿り着かない。工事開始から100日後、なんとか店をあけることが出来た。それでも多くの時間と多くの手をかけたものは、他にはないものとなった。
空き部屋に住むご縁で出会った、空き店舗における、ヤギサワバルのスタートの話である。

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